マーケティングの最難関・新規集客に動画を活用する

この記事は、個人事業や小さな組織でビジネスを行なっている方に向けて書いています。

大きな組織では「マーケティング部門」が資金と専門家の知識や技術を動員して、色々な施策を行ないます。
それに対して、小さな組織では、「そもそもマーケティングって何?」というところから再確認しておく必要があるのではないでしょうか?

■マーケティングは「仕組み」

単に言葉の定義の話ですが、「マーケティング」が誤解されていることが多いので、簡単に説明します。

よくある間違いは、「市場の動向や競合他社の施策について調査するのがマーケティング」と思われていることです。
これは、正確に言うと、マーケティングのごく一部である、「マーケティング・リサーチ」の部分です。

ですから、専門のリサーチ業者に依頼をして、こういう調査を行なっても、出てくるのは「現状の様子」だけなんです。
「で?自分たちは何をすべきなの?」というのは、別途、考える必要があるんです。

では、「マーケティングとは何か?」を私なりにシンプルに言うと、
「市場に存在する需要を見つけ出して、その相手と価値交換ができる仕組みを作ること」
です。

シンプルに言ったつもりですが、必ずしも分かりやすくはないかもしれません。すみません。

例を挙げてみます。
例えば、外壁塗装をビジネスにしている場合です。

住宅街を歩いて回って、
「この辺りは新築が多いな。この辺りはそろそろ外壁が傷み始めている住宅が多いな」
さらには
「高級車に乗っているので所得が多そうだな」
という傾向を調べて回るのが「リサーチ」です。

その後、

・外壁塗装を行ないそうな家のポストに、外壁塗装の案内のチラシを入れる
・問い合わせがあった家に営業マンが話を聞きに行く
・商談がまとまったら実際に塗装をする
・工事後、定期的に連絡をしたり様子を見に行ったりしてアフターフォローする

というような、一連の行動を、あらかじめ計画して行うのが「マーケティング」です。

ポイントは、一連の行動を「仕組み」として形にすることです。
それはちょうど、「畑に種をまいてから世話をして、収穫して販売後、また翌年に種をまく」というような農耕に似ています。
サイクルとしてできるだけ自然に回る仕組みを作る、その施策全体が「マーケティング」というわけです。

 

是非、升田企画に雑談レベルでご相談ください。

無料相談の範囲でも、個別に「客観的な」アドバイスができると思います。あなたのお話をお聞かせください。

升田企画・升田規裕

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